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河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

アニメ紹介その1「ソルティレイ」

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【題名】『SoltyRei』(ソルティレイ
【放送時期・話数】2005年10月6日~2006年3月30日・24話
【系列・時間帯】テレ朝系列・深夜
【制作会社・監督】GONZO×AIC平池芳正
【お勧め度】☆☆☆☆☆(☆5つ)
【ジャンル】未来都市、ロボットと人との交流

【あらすじ】
12年前、ブラストフォールと呼ばれる大災害が発生した。その際、ロイ・レヴァントは愛娘リタを亡くしてしまう。それによりロイは心を閉ざし荒んだ生活を送るようになる。

そして12年後の現在、ハンター(賞金稼ぎ)をしつつ生活していたロイの前に、機械仕掛けの少女ソルティが現れる。居場所がないソルティのため、しぶしぶ、ロイはソルティと暮らす事を決める。初めはソルティをうっとうしく思っていたロイだったが、やがてソルティを受け入れるようになり、少しずつ周りにも心を開いていく。

R.U.C(アール・ユー・シー)という巨大企業が管理する未来都市がこの物語の舞台。一見華やかに見える世界であったが、R.U.Cは街の秩序を護るため、街の住人を大きく2つに分けて管理していた。それが登録市民制度。華やかに栄える地上に住む「登録市民」と、未登録のため、地下に住まざる追えない「未登録市民」の存在。その世界は実質階級社会をなしていた。そんな世界を変えるべく、未登録市民のために盗みを働く義賊のローズとアンダーソン兄弟、ハンターズオフィスの女所長ミランダとその娘カーシャ、リゼンブルマニアのユート、さらにこの街を支配しているR.U.Cを巻き込んで、ロイの物語は大きく動いていく

【感想・評価】
この物語の主人公はソルティというよりか、ソルティから見たロイ。中年オヤジが実質主人公のアニメなんてかなり珍しいのではないかと思う。本作品の見どころは、荒んでいたロイがソルティと出会ってどういう風に変っていくかという点(初盤)、実は生きていた愛娘にどのように接すればいいのか迷うロイの行動(中盤)。そしてロイがソルティのこと、娘のことを真に受け入れて、送り出すシーン(終盤)だと思う。

要するにおっさんに萌えるアニメと言っても過言ではないわけで(笑)それとソルティが可愛い。少し不器用そうな感じがたまらない。そのソルティがロイに受け入れられるまでを描くこのアニメは、21世紀の鉄腕アトムを連想させる。

中盤以降は鬱展開なうえ少々冗長している気がしてそこは残念。しかし鬱展開にも理由はあるわけで、そこで貼った伏線が終盤に行かされる姿は見事。終盤というか、ラストはベタながら、アニメ史上稀にみる感動シーンだと思う。ロイがどうソルティを受け入れたか、そこは注目です。

まとめ…
音楽も、絵は見事のひとこと。ハンターものにしては戦闘シーンがあっさりし過ぎているのはちょっと残念かも。しかし前述のとおり、登場人物の心情は非常にうまく表現されているし、とくに中年オヤジの心理描写は渋くてたまらなく良い。それだけならただの良作アニメだが、やはりラストが…ラストのおかげでこのアニメは超名作と言えるのではないろうか。年増のミランダとボーイッシュなセリカが異常に可愛いのにも注目(笑)

少々冗長している部分はあるもののそこでめげず最後まで視聴すれば、本作に満足すること間違いなし。評価の☆5つは伊達じゃない。私、超おすすめのアニメです。