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河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

私のジジババから聴いた戦争の話。

前、母方のじいちゃんに戦争の話を聞いたことがある。
じいちゃんは、長崎の島の出身。戦争中は10代半ば。
聴いてて印象に残ったのは、食うものがなかったということ。
これは…昔だから戦争云々の前の話なのかも知れんが。
そういう状態で、授業の後(だったか?)山の中でジュラルミン
をほらされたようです。だからおなかすきまくってたと、そういうことを
ききました。山の中には朝鮮人も多く働いていたとか。特に関わりは持たなかったらしいけどね。

次は、ばぁちゃんの話。ばぁちゃんは横浜出身。戦争中は10代前半か。
特に苦労したとかは聴かなかった。ただ…米は食べれなかったとか。
だから、うどんとか代用食を食べるのが多かったとのこと。ばぁちゃん年取っても未だにうどんとか食べない…。本人いわくあの時いっぱい食べたからとか。
横浜空襲の次の日、横浜の川(多分大岡川かな…)で死体が浮いているのを何度もみたとのこと。当時ばあちゃんは確か…弘明寺に住んでてそっから、元町の学校に通ってたとか。通学中にみた光景のようです。
行ったら学校がなかったというのは驚いたようす。
そのあと、学校の授業がむちゃくちゃになったから(そりゃそうだ…)辞めて、臨時の公務員的仕事をしたとか、そのあと落ち着いてから学校に務めなおして云々とか…。色々大変だった様です。

最後に父方のばあちゃんの話。
ばあちゃんは軍都横須賀出身。実家はそれなりに大きい繊維工場だったらしいです。そこの娘さんだったばあちゃんは、戦争中も特にご飯には困らず、それどころか使用人まで家にいたらしい。まぁ戦中にもそういう人ていたんだって感じですよね。
戦争中は、工場の仕事が大幅に増えたと聞きました。
ただ…戦後、その工場は潰れちゃったようです。でもある程度財産は残ったようです。特に貧乏生活したとかは聞かなかったな。

そうそう、女学校時代に山本五十六を見たとか…そういう話を聞いたことがあります。と…いうか軍人、とりわけ士官の人は普通の女の子にめちゃもてたようです。
このあたりの話は軍国時代ならではですね(笑)。

父方のじいちゃんはとっくの昔に無くなっているので…詳しいことは知りません。

覚えてる限りなんで、ちょっと不確かかもしれないけど…
そういうことを聴いた感じです。

戦争は兵器とか愛国心の高揚とか勇ましい部分がある。じいちゃんも開戦を聴いて少し興奮したとかなんとか言ったし。
冷静になろう。今はわからないけど…昔の戦争の裏には庶民の限界突破な節約生活とか、子どもが働かされたりする現実があったわけじゃん。
ある日突然爆弾が落ちても嫌だし。
だから単純に戦争賛成ー!っていうのは嫌だなぁ

日本は被占領経験(GHQはちょっと違う…)がないから戦争、とりわけ負けたときに占領されるという現実を想像するのが難しい。
わからないけど…村上龍が「半島を出よ」下巻でいいこと言っているから
引用する。

武装した北朝鮮軍隊に占領されて、死が隣り合わせになって、気が狂いそうな不安と恐怖にとらわれていても、人々は職場や学校に通い、必要な買い物をして、飯を食い、子どもと年老いた親の世話をしなければならない。平穏な地域に暮らす人と同じように、日々を生きなくてはならない。それが外国の武装勢力に占領されているという現実のすべてなのだ。たぶん内乱や戦争でも同じだろう。実際に敵と相対して戦う兵士以外は、普段とまったく違うことをするわけでなく、普段の生活を続けるための労苦が増すだけなのだ。 - 188ページ

戦時中の生活もそうだが、負けて占領された土地に住む庶民は、その生活をつらさ倍増させられてしまう…って感じか。負けてこうなるよか…戦うべしなのかな。防衛戦はすべし。でも何が防衛戦で何が侵攻戦?難しい。

あんまし…関係ないけど。
戦争中の庶民の生活を上手く描いていると巷で評価された作品を最後にご紹介します。

この世界の片隅に 上 (アクションコミックス)

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