河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

天皇陛下のビデオメッセージを拝見した。

天皇陛下のビデオメッセージを拝見した。
天皇のお言葉拝聴の後、テキスト全文拝見。生前退位について直接の言及こそされていないが、その思いがにじみ出る内容だった。

平成と言う一つの時代が終わりを迎えようとする中、多くの人々が胸を締め付けられるような寂寥感を捉えると思う(のだが…)。

陛下のお言葉の中には「国内のどこにおいても、その地域を愛し、その共同体を地道に支える市井の人々のあること」という一節があった。

今の日本社会は三島由紀夫が、かつて予言したような「無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜目がない、或る経済的大国」といよいよ化しつつあると思う。

今の日本は…町を見渡してもチェーン店ばかり。商店街は姿を消しつつあり、「儲からない伝統技術」は町工場から消え、各地の神事も過疎化や高齢化の影響で失われつつあると思う。

今、この国はまさに無機質なベットタウン国家、衣食住を賄うだけで「社会の遊び(ゆとり?)」や「文化」が消えつつある社会となりつつある。

この国の「共同体」の力が弱まっている証左だ。

「この国、この街」がたんなる衣食住を賄うためだけの…そういう寂しい状態にいよいよなりつつある。

そのような社会で、「共同体」、そして「共感の力」はとても重きをなすはずだ。

寒々しい資本原理主義、効率優先主義が蔓延する社会…商店街が消え郊外チェーン店が蔓延する社会に生きる中で、陛下の言葉に込められた意味は重い。

非才な身ながらも陛下の言葉を深く受け止め、次の世代に受け継がなくてはなと言う覚悟を持たなくてはなと思った。

天皇陛下万歳 天皇弥栄 全ては大御心のままに。