河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

太宰の斜陽の主人公が可愛い。

太宰の斜陽の主人公が可愛い。彼女は没落貴族の29歳(から30歳になる)の女性かず子。

陰りが見えつつも貴族のようにゆったりと育ってきたかず子が、作中で恋をして、愛しい人との間に子を宿す。

例えその子が不倫と言う関係の中で生まれた子であったとしても、かず子はその子と共に生きていくことを決意する。

これが斜陽の簡単なあらすじ。

可愛いなって思うのがさ、恋のため行動を決意するために、夜な夜なルクセンブルクやレーニン全集を読んで、経済学も自身の恋も「片端から旧来の思想を破壊して行くがむしゃらな勇気」と言う意味では同じだと自身を勇気づけている場面。

恋を一つするのも、経済学とかルクセンブルクとかそーいう大道具を持ち出さないと…っていうあの人の性格が可愛い。

ってか、少し自分に被るかも。

俺が日ごろ右翼だなんだっていってんのも同じかもなー。

要するに、思想ってのをさ、学問じゃなくて自分を勇気づける道具として使って、そこで酔っちゃって、そして自分の持ちだした大道具に照れている感じが…。

まぁどーでもいいけど(笑)
斜陽はいい小説だよなって。