読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

右派アナキストからの憂国論。大東亜戦争、地方の衰退と移民と排外主義について。

「右派アナキストからの憂国論」

戦前の日本は膨れ上がる人口に物資が追い付かない貧しい国だった。特に東北ではたびたび餓死者が出た。

娘を遊里に売る農家や息子が炭鉱に出稼ぎに行って、生き埋めになるケースは枚挙に暇がなかったそうだ。

こういう悲惨な社会だったから、右からは昭和維新運動や農本主義、左からは労働運動が起こった。

これは、今の中国や東南アジア諸国と同じだ。

だから、日本は遠い未開の異国の地に移民を送った。国内で食えない人たちはアマゾンの奥地を開拓したり、オーストラリアの木曜島の海を潜って真珠貝を採ったりしていた。

遠い異国で日系移民は差別に負けずに富みを築き、現地社会の模範となっていった。

が…これも排日移民法など日系移民に対する差別的な施策を現地政府が取ったため、上手くいかなくなっていった。

その為、日本は遠い異国ではなく、日本の軍事勢力圏にある満洲や東南アジアに移民を、さらに移民を護るための軍隊を送り始めた

この事を指して、アジアに対する「日本の侵略」と豊かな国の左翼は言うけれど、俺は満洲事変、大東亜戦争は貧しい国がさらに貧しい地の富を収奪する哀しい戦争であり、過去の日本は「悪」だったと決めつけても、その本質は理解できないだろうと思う。

日本は加害者であったが、貧しさから抜け出すために異国の地を踏み台にするような、そういう趣旨の戦争だったことは考慮に入れるべきではないか。

アジア解放、アジアからの欧米勢力の追放という大義名分は一部は真実だっただろうが、実態は日本人は「自分たちが食べる為」に必死だった。だから美麗字句を叶えるその余力がなかった。

そして、当時の日本の教育はエリート層に特化した教育であったため、社会的な中下位層の日本人は「進出先」の住民を様々な形で酷使して、後々まで続く禍根と憎しみを生んだ。

残念ながら「他人を酷使してはいけない」という教育を今も昔も日本人は十分に受けていない。

そして現在、皮肉なことに70年前に日本が移民を送っていた先の国々…おもに中国や東南アジア、そして南米から多数の移民が日本に押し寄せている。

これに対して…

①「日本を護る」と抜かして、安易な差別、排外主義に走る低能共…

②後先考えず、移民を受け入れ、日本国内で安価に酷使して、その先のことを考えない無責任な経営者、政治家、官僚…

こういう類が本当に多い。これは看過できない問題だ。

俺は日本の少子化のレベルはもはや危険水位を超えたと思う。

そして、地方で急激に人口が減少したことで、いくつものゴーストタウンが出来てしまったこと、これは見るに堪えないと思う。

地方のコミュニティ、神事、人の集まり…全て死にかけている。老人介護すら移民受け入れをしないことには、出来ない国となってしまった。

現在の日本は「死にかけの大国」そのものであり、もはや一刻の猶予もない。

だからこそ、民間レベル、個人レベルから…移民…新しく日本に住んで下さる方に対しては最大限のサポートをするとともに、彼らが新しい日本社会の一員になって頂くようにしないとならない。

上から(資本家や政治家)の移民受け入れをすると、日本が巨大な工場とその工場に住む人の団地のような…そういう無機質な国になる。そして排外主義は言語道断だ。

「日本を真に護る」と言うのならば、下らない血統主義、伝統主義に対して決別を宣言して、外国からの移民も古くからの住民も一緒に幸せになるような社会、街、村、コミュニティを作らなくてはならない。

新しい日本像というのがもしあるとするならば、それは「移民受け入れ国」として国境を開放して、人口減少に歯止めをかけてコミュニティを復活した姿。これだと思うんだけどな。