河合つくし通信

取りまとめのないブログです…。一応細く長く続けていく予定。

「ガロに思うこと」

世代的にガロを直接読んでいたわけではないのだけれど…。

今思うと、自分はそれなりにガロ系の作品を読んでいたなあと思う。
少し上げると…。
赤瀬川原平路上観察学入門」にはじまり、福満しげゆき近藤ようこ花輪和一山田花子ねこぢる…なんか、かなあ。

一概に「ガロ系」とはどう。。。ってのはないんだけど、でもしいて言うなら…不謹慎でぐちゃぐちゃで、不道徳で、反正統で…だからこそ妖しい魅力を放っているって感じだろうか。

俺の場合、もとがひきこもりだからなあ…。

まず、南条あや保護室(当時はまだ、公式HP落ちてなかった)から、coccoを知って、その当たりの世代のシンガーソングライター(椎名林檎、鬼塚ちひろ、小島麻由美とか)を知って、その後、完全自殺マニュアルを読んで、そのらへんから、ねこぢるとか山田花子を知ったとゆー感じだろうか(いかにもかな…w)

ガロ系の作品は「ダメな人」がたくさん出てきて、そのダメな人の感性が面白く、共感できたし、俺以外にもこんなこと考えているんだな的な…厨ニ意識w(そのころすでに20歳近かったが\\\)を刺激したと思う。

王道の「勇気、友情、努力」って感じの漫画が読めなかった俺(だって、ひきこもり時代は友だちもいなかったし、努力もしてなかったもん)としては、変にまぶしい漫画なんざよりもはるかにこの手の薄暗く、後ろめたい漢字の作品の方が読みやすかった。

それにねこぢる山田花子とか特にそうなのだけど…飾らないで思ったことを書く雰囲気が好きだった。

例えばねこぢるは「作者の嫌いなモノは豚」で悲惨なオチになるってゆー子どものような純粋で冷酷で率直な悪意が表現されてて好きだった。
そこにはモラルも義務感も遵法意識もなかった。そのアナーキーさが俺にはツボにはまった。

昨日の深夜のニュースで、ガロの版元の青林堂が大変なこと…つまりブラック企業化しているとゆーことを改めて知った。

それに今の青林堂が出している本はネトウヨだの、なんだのが好きそうな本ばかりで、ぶっちゃけ俺は嫌い。
ネトウヨは法規範やら「国民、市民意識」が高いから嫌いだ。

ダメで、子どもで、意味分からなさってのが、あの人たちにはないなと思う。

「わけわからないこと」を面白がったり、そこで立ち止まったりするのがサブカルの醍醐味ではないかと俺は思う。ガロなんて、まさにそーゆ漫画だった。

「あいつは決められた枠を超えたから追い出せ、叩き出せ、殺せ」と主張するのはサブカルにあらず。とゆか、それこそがサブカルを萎えさせる元凶だと思うのだ。

いつのまにか青林堂がそゆ出版社になってしまったようでお兄さんは哀しいです。